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美白

肌を白くする方法はある?簡単に試せる方法やおすすめ美白成分を...

スキンケア

自分の肌を見て、もっと透明感のある肌になりたい、日焼けやシミをなくして白い肌を目指したい、という方は多いと思います。

肌を白くするには日々の丁寧な肌のケア、外出時の日焼け対策などといった努力は欠かせません。

美白を目指すには、肌のくすみや黒ずみ、シミなどの原因を知って、効果的な対策を行うことが重要です。

本記事では、肌が黒くなる原因やその改善方法、おすすめの美白成分や美容医療について詳しく解説していきます。

肌を白くする方法はある?

基本的には、肌のメラニン生成を抑制し、皮膚の新陳代謝「ターンオーバー」を促進することでシミやくすみを防ぎ、美白を目指します。

さらに、健康的な肌を内側から保つために、栄養バランスの整った食事や良質な睡眠も大切です。

肌の健康を保ちながら少しづつとなるので、すぐに白くなるというものではありません

長期的な視点でケアを続けることが、美白を目指し、維持するための鍵となります。

肌が黒くなる原因

肌の黒ずみやくすみなど、肌が黒くなってしまう原因は多数あります。

それがどんな原因かを知り、原因に応じた対策を行うことが重要です。

紫外線

太陽から放出される紫外線は、シミやくすみを作るメラニンの生成を引き起こす最も大きな原因です。

この紫外線を浴びると、肌はメラニン色素を生成して細胞を守ろうとします。

しかし、過剰な紫外線を浴び続けることで肌を守るメラニンが増加し、シミやくすみが目立つようになります。

メラニンの過剰な増加を防ぐためには、日焼け止め・帽子・日傘などを使用することが重要です。

偏った食事

肌の美白を維持するにはビタミンやミネラルといった栄養が欠かせません。

特にビタミンC、E、亜鉛などの抗酸化成分はメラニン生成を抑制し、シミを防ぎます

糖分や脂質の多くなってしまう偏った食事は、肌に悪影響を与えます。

そのため、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

血行不良

血行不良になると、全身のむくみや肩こりといった症状だけではなく、肌にも影響を与えてしまいます。

肌に必要な栄養が十分に行き渡らなくなるので、シミやくすみ、肌荒れの原因となります。

冷え性・ストレス・睡眠不足などで血行不良を引き起こします。

適度な運動やマッサージで血行を促進したり、きちんと睡眠をとるのがよいでしょう。

毛穴の黒ずみ

毛穴に皮脂や汚れが詰まると、酸化によって黒ずみが生じます。

洗顔でしっかりと汚れを落とすことが重要ですが、強い刺激は逆効果になるため、やさしく丁寧に洗うことが大切です。

乾燥

肌の乾燥はバリア機能を低下させ、外部刺激を受けやすくなったり水分が逃げてしまい、肌荒れやくすみの原因になります。

保湿をしっかり行うことで肌の潤いを保ち、透明感のある肌に近づけます。

強い摩擦・刺激

洗顔やクレンジングの際に肌を強く擦るのはNGです。

ダメージが蓄積して、炎症が起きて色素沈着を引き起こすことがあります。

優しく丁寧なケアを心がけ、摩擦を避けるようにしましょう。

遺伝

肌質やメラニンの生成量に関しては、遺伝的な要素も大きいものとなります。

メラニン生成が活発な方は、肌の炎症・しわ・たるみなどが起こりにくいです。

しかし、肌のくすみ・ごわつきが起きやすいので自分の肌にあった紫外線対策が必要です。

肌を白くするために簡単に試せる方

ここでは普段から手軽に実践できる美白ケア方法を紹介していきます。

これらの方法を少しずつ取り入れて、継続的にケアをして美白を目指しましょう!

美白に期待できるサプリの摂取

ビタミンCやL-システインなどのサプリメントは、体内からメラニン生成を抑える効果が期待できる美白成分を含みます。

ビタミンCは、メラニンを生成するチロシナーゼという酵素を抑制し、シミやそばかすを防ぐことが可能です。

他にも、プラセンタやハトムギエキスなども美白効果があるとされています。

プチプラ美白商品を使ってみる

プチプラとは、プチプライスを略した和製英語で「安くて良いもの」という意味になります。

市販のプチプラ美白商品でも、ビタミンC誘導体やアルブチンという成分が含まれているものなら美白ケアに有効です。

洗顔料や化粧水などはプチプラで試しやすいので、気軽に取り入れることもできます。

洗顔はやさしく行う

洗顔時の摩擦は、肌に刺激を与え、くすみや黒ずみの原因になります。

洗顔方法は、まず水かぬるま湯で顔をすすぎ、洗顔料を手のひらでふくらませるようにたっぷり泡立てます。

手で擦らず、やさしく泡で包み込むようにして洗い、水かぬるま湯ですすいだ後、タオルも優しく押し当てるように拭くとよいです。

しっかりと保湿

肌の美白には、適切な保湿でバリア機能を高めることが欠かせません。

セラミドやヒアルロン酸配合の化粧水・クリームを使用することで、肌表面の潤いを効果的にキープできます。

さらに、内側からのケアも重要です。

コラーゲンやエラスチンが豊富な食材を積極的に取り入れることで、化粧水が届きにくい真皮層まで潤いを届けることができます。

  • 海藻類
  • 手羽先
  • 牛すじ
  • 鶏皮や軟骨
  • 豚足

などの食材に多く含まれています。

日焼け対策をする

美白ケアの基本は紫外線対策です。

外出時は日焼け止めの使用に加え、帽子や日傘、サングラスを組み合わせることでメラニンの生成を抑制できます。

室内でも窓からの紫外線に注意が必要です。

紫外線防御効果は日焼け止めに表示されているSPFとPAの数値で判断できます。

日常使いなら、肌への負担が少ないSPF10〜20、PA+か++程度の製品がおすすめです。

日焼けしてしまった肌を白くする方法はある?

すでに日焼けしてしまった、こういった場合には適切なアフターケアが重要です。

直後の対応と継続的なお手入れで、肌のダメージを抑え、本来の明るい肌色を取り戻すことができます。

では、効果的な対処法を見ていきましょう

冷やした後に保湿

外出して日焼けした直後は、冷たいタオルなどで患部を冷やし、炎症を抑えることが重要です。

炎症を抑えることで、メラニンの過剰生成を防ぐことができます。

冷やした後は、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分の入ったローションやジェルなどでしっかりと保湿をして、乾燥を防ぎます。

保湿が不十分で乾燥が進んでしまうと、肌のバリア機能が低下してシミやくすみができやすくなるので注意が必要です。

やさしく洗顔

日焼け直後の肌は特に敏感になっているため、刺激の少ない洗顔料を選び、優しい手つきで洗い上げましょう

洗顔後のタオル使用も要注意です。

強く擦らず、押さえるように水分を拭き取ることで、肌への負担を最小限に抑えることができます

ヒリヒリ感がなくなったら美白化粧品を使う

美白成分を含む化粧品は、敏感になっている日焼け後のヒリヒリが収まってから使用してケアを始めます

ビタミンC誘導体やアルブチンという成分が配合されているものは、メラニン生成を抑えるため、日焼け後のケアに適しています。

規則正しい生活

美白ケアには規則正しい生活が欠かせません。

十分な睡眠とバランスの取れた食事は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進します。

この肌の生まれ変わりが活発になることで、メラニンの排出が進み、シミやくすみのない健やかな肌へと導きます。

肌を白くするためのおすすめ美白成分

ここでは、肌の美白に効果的な成分について、その働きや特徴を解説します。

ビタミンC誘導体

酸化しやすく、水に溶けると効果が薄れるデメリットがあったビタミンCを改良したものがビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体は、通常のビタミンCよりも効果が高いものになります。

この成分は、シミの原因となるメラニン生成を抑えることが可能です。

他にも抗酸化作用や、コラーゲン生成促進の効果もあるため、肌のハリを保って透明感を高めます。

アルブチン

アルブチンは天然の植物に含まれていたり、化学的に合成も可能な成分です。

この成分はメラニンの生成を引き起こすチロシナーゼの働きを抑制することで、シミが作られるのを防ぎます。

比較的刺激が少ないのも特徴で、敏感肌の方でも使用しやすいです。

プラセンタエキス

プラセンタエキスは、豚・馬・羊などの胎盤や、植物の胚や胎座から抽出されたエキスです。

成長因子やアミノ酸などの栄養成分が豊富で、細胞の活性化を助けて肌のターンオーバーを促進します。

ターンオーバーを促すことで、シミやくすみの予防や改善が期待できます。

コウジ酸

コウジ酸は、日本酒の製造過程で発見された成分で、高い美白効果を持っています。

メラニンの生成を抑える働きや抗菌・抗酸化作用を持ち、シミやそばかすを防ぐことができる成分です。

肌に優しい成分で、敏感肌の方でも使用しやすいです。

エラグ酸

エラグ酸は、ベリー類やナッツ類に豊富に含まれる天然のポリフェノールで、強い抗酸化作用があります。

紫外線や環境ストレスから細胞を保護する働きがあり、肌のシミやくすみの原因となるメラニン生成を抑制する効果があります。

カミツレエキス

カミツレエキスは、カミツレやカモミールと呼ばれる花から抽出できるエキスです。

この成分は抗炎症作用や保湿効果があり、肌に優しい成分なので、敏感肌向けのケアに適しています。

肌を白くするのに効果のある美容医療

家庭でできるものを紹介してきましたが、より本格的な美白ケアを行いたい場合は、美容医療を活用する方法もあります。

内服薬

市販品は成分の配合量が少ないため、より高配合のものや市販されていないものは、美容医療を提供するクリニックで処方してもらう事が可能です。

ビタミンC配合の「シナール」、ビタミンE配合の「ユベラ」、メラニン生成を防ぐ「トラネキサム酸」などの内服薬を活用し、内側から美白効果をサポートします。

クリーム

医師の指導のもとで美白成分が配合されたクリームを使用することで、より効果的な美白ケアが可能です。

市販のクリームでは配合量が限られている成分が、医療機関で処方されるものは濃度が高く含まれていることが多く、より一層期待ができます。

処方用のクリームには、

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • アルブチン
  • トラネキサム酸
  • レチノール

などが含まれていることが多いです。

上記の成分は、メラニンの生成を抑えたり、シミやくすみの改善に効果があります。

ですが注意点として、高配合成分は肌への刺激が強い場合があるため、適切な量と頻度で使用することが大切です。

特にハイドロキノンやレチノールは、使い始めに赤みや皮むけが出ることもあるため、少量ずつ使用しながら様子をみていきます。

レーザー治療

レーザー治療は、メラニン色素に直接働きかけ、シミやそばかす、日焼けによる色素沈着を薄くすることが可能な施術です。

この治療は、頑固なシミや年齢によるくすみ、ニキビ跡の色素沈着にも効果的です。

治療に使用されるレーザーには、

  • Qスイッチレーザー
  • ピコレーザー
  • IPL(光治療)

などの種類があります。

シミの種類や深さに応じて使い分けをして、必要に応じて複数回の施術を行います。

治療後は数日から1週間ほど腫れや内出血ができることがあり、回復に時間がかかります。

ですが、ダウンタイム(いつも通りの生活を送れるまでの期間)が比較的短いものもあるので、医師と相談するのがよいでしょう。

施術後は紫外線の影響を受けやすくなるため、外出制限や徹底した日焼け対策が必要です。

レーザー治療は、数回の治療で目に見えて効果が現れることも多いです。

ピーリング

ピーリングとは、肌の古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進する施術です。

医療機関で行われる「ケミカルピーリング」は、濃度の高い酸のグリコール酸、サリチル酸などを使用することで、皮膚の古い角質層を剥がれやすくします。

ピーリングによって古い角質やメラニンを含んだ細胞が剥がれ落ち、新しい肌の再生が促されることで、シミやくすみを軽減して、肌全体のトーンを明るくします。

また、ターンオーバーが活性化することで、美白成分が浸透しやすくなるので、スキンケア製品の効果を高めることが可能です。

ピーリング後は肌が一時的に敏感になるため、保湿と紫外線対策が必要になります。

施術後しばらくは、刺激の強い化粧品を使用するのを避けて、優しくケアをすることが大切です。

ハンドレッドドクターでできること

ハンドレッドドクターでは提携医療機関と共に美容医療や美肌オンライン診療を行っています。

美容医療ではまず、肌診断機VISIAを使用して、患者様の肌を検査します。

そして患者様の肌に合わせた施術を提案します。

美肌に対しては以下のような施術を行うことが可能です。

  • リズネ
  • ポテンツァ
  • IPL光治療
  • エレクトロポレーション

施術名価格
リズネ 顔 1CC19,800円
    顔 2CC39,600円
    顔 3CC59,400円
ポテンツァ 肝斑・赤み・毛穴(顔)29,700円
IPL光治療 顔 1回16,500円
      首 1回11,000円
エレクトロポレーション 顔+首7,700円

また、オンライン診療ではご自宅で診察を受け、ご自宅へお薬をお届けします。

以下のお薬を処方することが可能です。

  • シナール配合錠
  • ユベラ100mg
  • ノイロビタン配合
  • トラネキサム酸250mg

その他ニキビに対するお薬もご準備があります。

処方内容(1日3錠/30日分)価格(税込)
【美肌】美容最強セット
・シナール配合錠
・ユベラ50㎎
・ノイロビタン配合錠
・トラネキサム酸250mg
6,600円
美肌】ピル内服中美肌セット
・シナール配合錠
・ユベラ50mg
・ノイロビタン配合錠
5,500円
美肌】飲む美肌セット
・シナール配合錠
・ユベラ50㎎
4,400円
【美肌】美肌初心者セット
・シナール配合錠
・トラネキサム酸250mg
4,400円
【ニキビ】イソトレチノイン20㎎
(1日1錠/30日分)
・イソトレチノイン20mg
6,600円
【ニキビ】ニキビトータル治療セット
・ビブラマイシン100㎎
・トラネキサム酸250mg
・ユベラ50㎎
+好きな塗り薬1つ
(ゼビアックスローション2%、ディフェリンゲル0.1%15g、ベピオゲル2.5%15g)
7,700円

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

◆千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック◆

まとめ

肌を白く保つためには、普段の適切な肌ケア、外出時の紫外線対策などが非常に重要です。

これらを毎日行う地道な努力が、美白には大切なものになります。

しかし、できてしまった頑固なシミなどに対しては、美容医療のクリニックで施術をすることを視野に入れてもよいかもしれません。

自身の肌に合ったケアを選び、実践を続けていくことで、透明感あふれる美白肌を目指しましょう!

参考文献

肌を白くする方法は? 地黒肌でもお金をかけずに全身白くなる方法や短期間で効果的な方法を解説

【医師監修】肌を白くする方法とは?適切なスキンケアとおすすめの成分を紹介

マイアミ美容外科 コラム

【日焼けした肌を白くする方法】一日でも早く治すためのケアとは?簡単で効果的な方法などを徹底解説

美白成分ってどんなものがあるの?

肌を本気で白くするために!自宅でできる簡単ケアから治療まで、医師が解説します。

この記事を書いた人

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