チロシン
チロシンは、体内で合成できる非必須アミノ酸の一つで、フェニルアラニンというアミノ酸から生成され体内でさまざまな重要な役割を持ちタンパク質を構成する素材のような成分です。
チロシナーゼによって酸化されたチロシンは、肌の色素であるメラニンの生成に関与(肌・髪・目の色を決める)しています、このチロシン由来のメラニンは紫外線から肌を守る効果があります。また、チロシンは神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの材料となり、ストレスを軽減し集中力を高める効果も期待されています。
美白ケアなどではチロシン自体を抑えるのではなく、「チロシナーゼ阻害」が美白につながるアプローチとして一般的になります。