デスモコリン デスモコリンは細胞同士を強固につなげるデスモソーム(接着装置)を構成するカルシウム依存性接着タンパク質(カドヘリン)です。 主に皮膚や心臓など、機械的ストレスのかかる組織で細胞の接着性と構造的安定性を保つ役割を担い、細胞間のシグナル伝達にも関与します。 具体例として、DSC2(デスモコリン‑2)は心筋に発現し、不整脈性右室性心筋症(ARVC)などの心疾患との関連が報告されています。