色素性痒疹
色素性痒疹(しきそせいようしん)は、皮膚に強い痒みを伴う赤い発疹が体幹部を中心に生じ、その後、色素沈着として痕が残る皮膚疾患です。
特に背中や胸、腹部・太ももなど、衣類との摩擦が多い場所にできやすく、小さな丘疹(ぶつぶつ)が集まって現れ、搔きむしることで色素沈着が強く残ってしまうことがります。
原因ははっきりしていませんが、虫刺されや摩擦、ホルモンバランスの乱れ、アレルギー反応が関与していると考えられます。
若年層に多く発生し、首や腕、足などに症状が現れることが多いとされています。