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glossary用語集

ET-1(エンドセリン‐1)


ET-1とは、皮膚の表皮細胞(ケラチノサイト)から分泌されるペプチド(タンパク質)で、メラノサイト(色素細胞)を刺激し、メラニン生成を活性化させる働きを持っています。
新しく生成されたメラニン色素が一定量に達すると、デントライト(メラノサイトの突起)を通じて表皮細胞へ送り込まれターンオーバーとともに最終的には垢となって排泄されるサイクルを繰り返します。
紫外線・摩擦・炎症・ホルモンバランスの乱れなどによりET-1が過剰に分泌されると、メラニンが過剰に作られ、シミ・肝斑・くすみ・色素沈着(PIH)の原因となることから、近年では、ET-1の働きを抑えることが、美白ケア・肝斑治療・レーザー後の色素沈着予防において非常に重要なポイントとして注目されています。