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glossary用語集

MC1R

MC1R(メラノコルチン1受容体)は、メラニン細胞刺激ホルモンと呼ばれ、皮膚のメラノサイト(色素細胞)に存在する細胞膜上の受容体で、メラニン生成に深く関わっています。主に、α-MSH(メラノサイト刺激ホルモン)やACTH(副腎皮質刺激ホルモン)がMC1Rに結合することで、黒色メラニン(ユーメラニン)の合成が促進されます。
このMC1Rが活性化されると、紫外線や炎症の刺激に対して肌が色素沈着しやすくなるため、肝斑・シミ・くすみ・炎症後色素沈着(PIH)などの肌トラブルに影響を与えることが分かっています。